スパニッシュバー＆レストラン「ＰＡＴＩＯ」の自家製生パスタランチの筆頭メニューがこちらのペペロンチーノです。にんにく、オリーブオイル、トウガラシでピリッと辛みをきかせ、ブロードと旨味のあるチョリソソーセージ、ホワイトマッシュルーム、シメジの味わいがとてもおいしい一品。ブロードとはイタリア料理の基本となる出汁（スープ）のことだそうです。フランス語では「ブイヨン」、英語では「ブロス」、あるいは「スープストック」。日本でもコンソメなどスーパーで見かけるようにフランスやアメリカでも簡易な顆粒が販売されているそうですが、イタリアのスーパーではブロードはほとんど見かけないってご存知でしたか？イタリアでは時間と手間をおしまず家庭で作るからなのだそうです。「ＰＡＴＩＯ」でも時間と手間をかけたブロードで仕上げをしています。ペペロンチーノはあっさりしたタイプのパスタという概念がひっくり返されるのではないでしょうか？
もちもちした生パスタの食感、マッシュルームの歯ごたえも充分！チョリソソーセージを中心とした全体のしっかりした旨味にビールを飲みたくなってしまう一皿でした。 （取材：ミーナ）