加藤兵太郎商店 みそブログ

加藤兵太郎商店 みそブログ

神奈川県小田原市でオリジナルブランド「いいちみそ」を作っている「加藤兵太郎商店」のブログ。
日々のことや味噌にまつわること、たまに趣味の事も書いていきます。
Posted on 09, September 2023 September 09 2023 2023年9月9日 by iichimiso

【重要】農業始めました

image

どうもこんにちは!

加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


写真左から私、真ん中が当社代表の高橋、右がなんかいファームの清水さん。

前回の「【重要】嬉しいお知らせ」に引き続き、重要なお知らせです。

加藤兵太郎商店、農業始めました!!!!


「株式会社なんかいファーム」を完全子会社化

「味噌の原料を自分達で作りたい」

ブランディングをする中で、そんな想いが加藤兵太郎商店にはありました。

「いいちみそ」というブランド力を向上する、あるいは他社と差別化する、そのためには必須のことだと考えていたのです。

何より、自分達で全てを賄うってのいうのは、単純に面白い。

物事って何でも、一端だけをやるより全てをやる方が、もちろん大変だけど、圧倒的に面白い。

それにビジネスという側面から見たら、自分達で原料を作るっていうのはリスクヘッジにもなる。

そのような想いは加藤兵太郎商店だけでなく、親会社の小田原紙器工業とも共有していることでした。


そんな中、加藤兵太郎商店の新工場予定地の近隣で、お米や大豆を栽培している「株式会社なんかいファーム」の存在を知ります。

6月初頭、当社代表の高橋の行動力により(今後紹介していきますが、代表高橋の行動力は尋常ではない)、株式会社なんかいファームの代表である清水氏と会うことができました。

清水氏はたった一人でお米や大豆、その他様々な野菜を栽培し、なんかいファームを運営していました。

かなりの量を作っていましたが、後継者がいないことや、農作物の売り先が簡単に見つからないことなどから、いつ辞めようかと考えていたとのこと。


農業のプロフェッショナルが欲しい加藤兵太郎商店と、後継者や売り先を探しているなんかいファーム。

利害がピッタリ一致!!!!!


そんなわけで、2023年9月7日付けで株式会社加藤兵太郎商店は株式会社なんかいファームの全株式を取得し、完全子会社とさせていただきました!

6月に初めてお会いした会社が、その3ヶ月後にグループ会社になってしまうんだから、とんでもないスピード感です。

このような事に柔軟かつ前向きに動いてくれた清水氏には感謝すると共に、会社を良くしていこうという想いに対して本当に尊敬します。

image

代表の清水氏。

一緒に仕事できることが本当に嬉しいです!


今後なんかいファームでは、今までのお取引先様を大事にしつつ、加藤兵太郎商店のお味噌向けのお米や大豆を栽培したり、その他の同業メーカーなどの要望にも応えられたら良いなと思っています。


image

早速ですが、来年の一部のお味噌で使う大豆を栽培中です。

image

恥ずかしながら味噌屋のくせに、「大豆畑ってこんな感じなんだ~」っていう新しい発見があります。



一緒になった3社の今後

これにて

  • 小田原紙器工業株式会社
  • 株式会社加藤兵太郎商店
  • 株式会社なんかいファーム

の3社が1つのグループになったわけですが、今後どうするか?

いわゆるシナジー効果の生まれる取組はやっていきたいし、3社で繁忙期が異なるので人員配置の面ではメリットが出ることでしょう。

だけどその程度のことで終わらせない。

関わる全ての人が、

「そんなことも考えていたのか!!」

と、ビックリするような取組ができれば良いなと思います。

今後も当グループがやることに注目していただけたら幸いです。


さて、そんな話もありますが、加藤兵太郎商店としては新工場への移転もありまして、やらなきゃいけない事が膨大なので頑張ります!!

暖かい目で見守ってください。

どうぞよろしくお願い致します!!



加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 01, June 2023 June 01 2023 2023年6月1日 by iichimiso

【重要】嬉しいお知らせ

image

どうもお久しぶりです!

加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


今までブログを書いてきて、最も間が空いてしまいましたが、今回は書かなければならない嬉しいお知らせがあります。

嬉しいと言っても、加藤兵太郎商店にとって嬉しい話であって、お客様にとっては特に影響の無い話かもしれません。

興味のある方だけ読んでいただけたらと思います。


大きく2つのお知らせがあります。



合資会社から株式会社へ組織変更

加藤兵太郎商店は長年、合資会社という現代では珍しい形態で商いを続けてきました。

そのため、私の肩書は「社長」ではなく「代表」が正式なものでした。

それが2023年5月8日付けで株式会社加藤兵太郎商店に社名が変更となり、七代目である私、加藤篤は「取締役社長」という肩書に変更となりました。

お客様にとっては、特に意味の無いことですね笑



小田原紙器工業株式会社の完全子会社に

こちらがメインのお知らせでして、株式会社加藤兵太郎商店はこのたび、小田原紙器工業株式会社との間におきまして、2023年5月30日付けにて締結いたしました株式譲渡契約により、小田原紙器工業株式会社の完全子会社になることとなりました!

小田原紙器工業株式会社は小田原で長年、化粧箱などの「箱」を中心に事業を展開している会社です。

小田原紙器工業のホームページ

これに伴いまして、小田原紙器工業の現社長である高橋と、前社長の木崎が加藤兵太郎商店の役員として加わりまして、以下の体制で運営することになりました。


代表取締役会長: 高橋 康徳
取締役社長:加藤 篤
取締役(非常勤):加藤 公明
取締役(非常勤):木崎 庸雅




加藤兵太郎商店のこれから

さて、じゃあこれから加藤兵太郎商店はどうなるの?

という大事な話ですが、実はお味噌の製造工場の移転を予定しております。

元々、この吸収合併の肝は現在の製造工場の老朽化にありました。

image

古い伝統的な設備での製造というのは、老舗味噌屋の魅力的な部分でもありますが、反面、メンテナンスや衛生面の観点から言えば大変なことだらけ。

いつかは大規模修繕、もしくは工場の移転をしないと継続できないほど、老朽化は進んでおりました。

いつかは決断が必要になりますが、どちらの案も、かなりの投資額となります。

近年、加藤兵太郎商店の数字は有難いことに良くなってきてはいます。

しかし、縮小傾向にある味噌業界で大きな投資に踏み切るのは、加藤兵太郎商店の力だけではリスクが高すぎるんじゃないかと判断しておりました。

投資に踏み切る勇気がないのなら、店をたたむしかない。

そんな覚悟をし始めていた時、小田原紙器工業の高橋社長より「一緒にやらないか」と声をかけていただいたのです。

しかも、味噌工場を設計できるほどの大きな物件をすでに保有しており、そこに移転しないかと。

100%断る理由が無い。


そんなわけで、晴れて加藤兵太郎商店は、この先また100年続く味噌屋を目指して再出発することになったのです!!

加藤兵太郎商店をご贔屓にしてくださっている方には、ここが関係あるところだなと思っています。

加藤兵太郎商店はこれからも味噌を作り続けるわけです。

今後ともどうぞよろしくお願い致します!!


さて、移転にあたっては不安を感じていることがありります。

それは、製造工程がつまらないものになるのではないか、ということ。

「伝統的な設備で作っていれば美味しいお味噌ができる」

そんなイメージを持たれている方もいます。

事実な部分もありますが、実態としては違う部分も多くあります。

そういったイメージの部分と実態の部分のバランスを取りながら、ただ美味しい味噌を作るための設備ではなく、人が興味を持ったり、求めてくれるような形で完成させたいなと思っています。

色々と想いを巡らせながら、進めていきたいと思います。

ちなみにですが木桶での醸造は継続します。

工場の詳細や移転作業の様子はSNSやブログで少しずつお伝えできればと考えています。


そんなこんなでこれから大変なのですが、これからも加藤兵太郎商店としてお味噌を作り続けられるんだという嬉しい気持ちを持って、乗り越えていくつもりです。

バタバタする中で少々ご迷惑をお掛けすることも出てくるかもしれませんが、暖かい気持ちで見守っていただけましたら幸いです。

これからの加藤兵太郎商店をどうぞよろしくお願い致します!!




加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 01, August 2022 August 01 2022 2022年8月1日 by iichimiso

こんにちは!

加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


マイナーズ銀次郎」というyoutuberの方をご存知でしょうか。

神奈川県の西側、小田原や箱根その先の熱海や伊豆あたりのマイナースポット(穴場スポット)をyoutubeで紹介してくれる人です。

小田原が地元で、地元の事に興味ある人はたまらないコンテンツが多いと思います。

私は以前から好きでよく見ていたんですよ。

地元の人でも知らないような情報が沢山あって面白いんだこれが!

そしたらなんと!そのマイナーズ銀次郎さんから加藤兵太郎商店に撮影オファーがありまして!!

あれよあれよという間に撮影と動画制作が行われ、昨日アップロードされたというご報告でして、それが冒頭の動画というわけです!!


今までも加藤兵太郎商店のことを紹介してくれる動画はいくつか制作していただいたことがありますが、マイナーズ銀次郎さんの動画はまた少し趣向が異なるなと感じました。

弊社のことを知っている方にも是非見て欲しいし、これを機にマイナーズ銀次郎さんのyoutubeに注目してほしいと思います。


マイナーズ銀次郎さん、ありがとうございました!



加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 27, April 2022 April 27 2022 2022年4月27日 by iichimiso

鈴廣かまぼこ様での味噌作り教室

image

こんにちは、加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です!


1ヶ月も時間が空いてしまいましたが、先月、鈴廣かまぼこ様の企画にて味噌作り教室を実施しました!

場所は箱根登山鉄道 「風祭駅」 にある「鈴廣かまぼこの里」。

駅から直結というアクセスの良さに加え、箱根の玄関口という好立地にあるため車での来場者も多く、いつも多くのお客様でごった返している施設です。


さて、今回の味噌作り教室の会場はこちら!

image

なんと広いこと!

image

コロナの感染対策で机と机の距離を広く取るため、こんなに広い会場を用意してくださいました。

鈴廣さん、本当に何でも持ってらっしゃる笑

小田原が誇るすごい会社ですが、改めてすごいなと。


image

参加者1組ごとに容器と材料をご用意。

時間が近づくにつれ、参加者様が次々と集まってきました。

image

こんなに一杯のお客様にご参加いただき、感無量。

と共に、珍しく緊張・・・・・!

あまり緊張しないタイプなんですが、久々の味噌作り教室だったので急に不安になっちゃいました。。。


image

お味噌についての基本知識と、今日の手順についてご説明。

広い会場なので、遠い人の表情がいまいち読み取れなくて少々不安でした。

私の言いたいことはちゃんと伝わっただろうか?


image

そして実際に味噌作り開始!

お子さんも多かったので、ワイワイと楽しそうでした!

image

こちらはお味噌を詰めていく最後の作業。

けっこう力を使う工程も多いので、この時点で疲れている人も多くいましたが、それがこの味噌作りの醍醐味。

手順は簡単だけど意外とキツイ。

これを知っておくとことは、次回ご自宅で作ってみるという時に役に立つと思います。


image

そして仕込んだお味噌は、ご自分のものと分かるように名前書いたり可愛い絵を書いたりしてお持ち帰り。


味噌作りはここまでで終了!

しかし鈴廣かまぼこさんのサービスはまだ終わらない!


image

別の会場に移動し、軽食を振る舞うというのだ!

image

このように、セルフサービス形式でご用意。

image

なんとなんと!

弊社のお味噌で作った豚汁もご用意されておりました!


image

しかも鈴廣かまぼこさんの練り物各種が食べ放題!!

というかご飯も豚汁もだから全部食べ放題!!

ウソでしょ!?

image

いやこれ、プチえれんなごっそじゃん・・・。

「えれんなごっそ」は鈴廣かまぼこさんが運営する大人気バイキングレストランです。

我が家もお気に入りで何度か利用させてもらったことがありますが、いつも混雑しているのでその点はご注意!

というこで、オマケの位置づけだと思ってた軽食が想定外の充実度でビックリしました。

こう言っちゃなんだけど、味噌作り教室は満足いただけたのか不安なんですが、鈴廣かまぼこさんからの思わぬ援護射撃によって満足いただけたんじゃないでしょうか笑


はっきり言って鈴廣かまぼこさんからしたらこのイベントは赤字レベルだと思います。

でも、それで良いそうです。

あくまでこれは箱根や小田原に遊びに来ていただくのが目的だとのこと。

このサービス精神は見習いたいところ!!


そんなわけで個人的に大満足な内容で開催できた味噌作り教室でした。

鈴廣かまぼこさんは既に次回開催も考えてくれておりまして、時間は空きますが10月以降にまたご案内できるんじゃないかな、と思っています。

興味のある方は鈴廣かまぼこさんの体験ページ、もしくは加藤兵太郎商店のブログやインスタチェックしてみて下さい♪




加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 14, March 2022 March 14 2022 2022年3月14日 by iichimiso

最新のロボット掃除機

image

こんにちは、加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


去年の3月に中古の一戸建てに引っ越しをしまして、約1年が経ちました。

それをきっかけに家電を見直すことになりまして、先日はブログで海外製の食洗機について書きました。

その家電シリーズの第二段という感じで、今回はロボット掃除機について書きたいと思います。


引っ越し前の賃貸物件と比較して今の一戸建てはとても広く、家族3人とも伸び伸びと過ごせています。

しかし!!!!

やっぱり掃除が大変!!

全ての部屋に掃除機なんてやってられるか!という感じ。

新居に慣れていないのもありますが、立ち入らない部屋すらあって、そんな部屋はもう完全放置になりがち。


ふっふっふっ。

そんなこともあろうかと、実は引っ越し前から対策を打っていました。

そう、最新のロボット掃除機!!

引っ越し前から買っていたので、引っ越し先の家を掃除し(中古物件なので)、退去後の部屋の掃除にも使用して大活躍でした。


ロボット掃除機で最も有名なのはアイロボット社のルンバですかね。

初代ルンバは2002年に世に出たそうです。

つまり、ロボット掃除機の分野はもう20年ほど経っていて成熟しています。

現在販売されているロボット掃除機を調べると物凄い数あるんですよね。

メーカーもたくさんあるし、新たな機能もたくさん開発されています。

その中で色々と考慮して買ったのがこちら!

image

エコバックスの「DEEBOT OZMO T8+

すでに後継機が発売されてたりしてるんで現状の最新機種ではありませんが、購入時は最新でした。


さてこのロボット掃除機。

ホンットに最高!!!!

大きな特徴は3つ!


  • 自動ゴミ収集スタンド付き
  • ゴミを吸うと同時に水拭きする
  • マッピングシステムによる効率的な掃除

(これらの機能は各社のエントリーモデルには搭載されていない場合が多いです)


機能について多くは語りませんが、その機能性によってとにかく使い勝手が素晴らしい。

部屋に落ちてる物を片付けたら、後は本当にロボット掃除機任せ。

掃除機をかけるだけでなく、なんと水拭きまでやってくれます。

image

本体裏側はこのようになっていて、写真右の白い部分が水拭き用のモップ。

物にぶつからないし、部屋から部屋の移動はできるし、効率的に掃除するため例えば60平米くらいの階なら20分程度と掃除時間が短い。

掃除機は頻繁にかける人も多いと思いますが、水拭きってやります!?

やるとしても、例えば週1でやるなんてのは共働きの現代では難しくないですか!?

でも、ロボット掃除機なら余裕です。

我が家では週に2回以上はかけてるんで、常につるつるピカピカ。

ちなみにそれだけ動かしていても毎回ゴミが結構な量入ってるんでビックリします。

しかも、この集まったゴミは自動ゴミ収集スタンドのお陰で自分でゴミを捨てることは滅多にありません。

image

これが自動ゴミ収集スタンド。

掃除が終わったら勝手にここに戻ります。

image

上のフタを開けるとこのようにゴミパックがあります。

これを数か月に一度捨てるだけでOK。


あとロボット掃除機によるメリットがもう1つありまして、ロボット掃除機が部屋を動きやすくなるよう物を片付けるようになります。

それも家を綺麗にするということに対してプラスに働いていると感じますね。



ということで、最新のロボット掃除機は全世帯に1台あっても良いと思える代物です。

例えばなんですが、現代で洗濯機の無い家庭ってほとんど無いですよね。

昔ながらの洗濯板で洗おうと思ったら莫大な時間がかかりますからね。

それを知っているから当たり前に洗濯機を使うわけですが、同じようにロボット掃除機も当たり前に使われる時代になったんじゃないかと思います。

もはや家電の優先順位は冷蔵庫、洗濯機、ロボット掃除機、なんじゃないかと思うほど。

大袈裟じゃなく、本当にオススメです!


今回はエコバックスのロボット掃除機を紹介しましたが、Amazon等で検索すると無名?のメーカーで同等レベルの機能を有したロボット掃除機が沢山出てきます。

どれを見ても概ねレビュー評価が高いんですよね。

安いし。

たぶん、どれを買っても満足できるんじゃないかと思います。

メーカーの信頼性を重視するのであればエコバックスあたりは価格とのバランスが取れている印象です。

ルンバとかはあまりに高いのよ~。

是非ご参考に。




加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 07, March 2022 March 07 2022 2022年3月7日 by iichimiso

久々の湘南マルケッタ!

image

こんにちは、加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です!


3月6日(日)は湘南T-SITE様で行われるマルシェ、湘南マルケッタに出店していました。

なんと2020年6月に出店して以来、約2年ぶり。

2019年、2020年は頻繁に出店していたことを考えると驚きです。

コロナによって湘南T-SITE側も運営方法を色々と模索していたのです。

それからも規模を縮小して実施されていましたが、加藤兵太郎商店が参加となったのは久々でした。


image

久々の出店で初めましてのお店ばかりでちょっと緊張しましたが、相変わらず湘南マルケッタの雰囲気って良い意味で緩くて心地よかったです。

何より今回は心待ちにしてくれているお客様が数名来店してくれまして、ビックリしました。

待ってましたと言わんばかりに人に必要とされる。

嬉しくなりますよそりゃ。

弊社の事を知っていてたまたま通りがかっただけの方もいて、「あ!いいちみそだ!ここの抜群に美味しいんだよね!」と言ってくれて買ってくれたり。


会社のあり方を日々模索している身としては、モチベーションの上がるような出店となりました。

ご来店下さいました方、本当にありがとうございました。

これからも湘南マルケッタにはちょいちょい出店させてもらいたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。



加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 28, February 2022 February 28 2022 2022年2月28日 by iichimiso

食洗機を海外製の「ガゲナウ」にチェンジ!

image

こんにちは、加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


去年、ビルトイン食洗機をパナソニック製から、ドイツのGAGGENAU(ガゲナウ)製のものに交換しました。

image
image

家庭用とは思えないほどの大きさと重厚感、そして便利さ!

色々とあってかなり大変でしたが、それ以上に有意義な交換となりましたので、ここに記録すると共に皆さんの食洗機選びの参考になればと思います。



引っ越しと食洗機

私事ですが、去年の3月に賃貸物件から中古一戸建てに引っ越しをしました。

もう少しで1年が経ちます。

マンション時代と比較し、家の広さや設備の違いに毎日嬉しくなります。

ただし不満がありました。それは、


キッチンに設置されているパナソニックのビルトイン食洗機が壊れていること!!


もう一度言います。


食洗機が壊れているんだよ!!



新居を購入したら食洗機を使うのが夢だったのに・・・!

中古物件だったので、こういったことも多少は覚悟していましたが、これは残念すぎる・・・。


家事の時短に大きく寄与する家電と言えば

  • 食洗機
  • 洗濯機
  • ロボット掃除機

と言われていますが、引っ越し前の賃貸の時は食洗機は導入できなかったので、新居での楽しみの1つだったのです。

それなのにまさか故障してるなんて・・・!

仕方ないので食洗機を新調すべく、食洗機業界についてとにかく調べることにしました。



食洗機の検討

食洗機について調べまくって分かってきたのが、国内メーカーと海外メーカーでは仕様が大幅に違うこと。

ビックリするほど違うので、同列に考えてはいけません。

我が家が食洗機を検討する上では以下の違いに注目しました。

(メリットを太字にしています)


<国内メーカー(主にパナソニックorリンナイ)>

  • 庫内が狭い(入る食器の数が少ない)(主に4~6人用)
  • 洗浄力が弱く、食器の予洗い(事前の軽い洗い)が前提
  • 耐用年数が10年程度と短い
  • 初期費用が安い(機器本体代+設置費でイメージ15万前後)
  • 乾燥機能がある
  • システムキッチンであればほぼ設置可能


<海外メーカー(有名どころはミーレ)>

  • 庫内が広い(入る食器の数が多い)(主に12~15人用)
  • 洗浄力が強く、 食器の予洗い(事前の軽い洗い)は不要
  • 耐用年数が20年程度と長い
  • 初期費用が高い (機器本体代+設置費でイメージ35~60万)
  • 乾燥機能がない(ただし実際にはほぼ乾く)
  • 日本のキッチンだと物理的に設置できない場合が多い


こんなところですが、見てもらって分かると思いますが、日本と海外ではもう丸っきり仕様が違いますよね。

我が家の価値観からすれば、海外メーカーの方が数段優れているようにしか見えない。

価格の高さを許容でき、物理的に設置が可能なキッチンなのであれば、海外メーカーの一択でしょ!!

という結論になりました。



ハプニング発生

そんな結論になった時、なんとパナソニックの食洗機を自力で直せてしまうというハプニングが発生!

嬉しいような残念なような・・・・。

で、とりあえず3ヶ月ほど使用してみたんですけど、なんだろうこの微妙な感じ。

手洗いよりほんのちょっとラクになってるだけなんですよね。

国内メーカーの食洗機って、食器を軽く予洗いしてから入れないと汚れが完全には落ちないし、たった3人の食器で一杯になってしまうほど庫内が狭く、食器を入れる順番や角度などかなりの工夫を要求されます。

結果的に手洗いと大差ないほど時間がかかるしストレスになります。

我が家が食洗機に求めるのは家事の時短なわけで、大して時短にもならないんだったら、自分で洗っちゃえって気持ちになっちゃうわけなんです。


ということで家族会議!!

パナソニックの食洗機は直ったものの、ガタもきているし(10年使用)、なんかあんまり使う意味無いし、やっぱり海外メーカーの食洗機に変えちゃう!?

という結論に至りました。

そう、結局は海外メーカーの食洗機を導入するという考えは変わらなかったのです。

むしろ国内メーカーの食洗機では満足できないと分かったことで、海外メーカーへの気持ちは固まりました笑


それからと言うもの海外メーカーを物色しまくり。

有名どころではミーレ、ボッシュ、ガゲナウ、AEG、アスコなどがあります。

初耳のメーカーが多かったです。

今ではいずれのメーカーにも詳しくなってしまいました笑

なにせ高い買い物なので、買ってから後悔するのは避けないと!

でも実は海外メーカーの食洗機ってどれも仕様が似ていて、どれを見ても我が家のニーズを満たしていたんです。

本当に海外の食洗機は優れているなと思わされます。



ガゲナウを購入!

そんなこんなで時間が過ぎていったある日、海外メーカーの中古の食洗機を発見!!

状態も良さそう!!

しかもメーカーはガゲナウ!!

ガゲナウなんて初めて聞く人が多いと思いますが、ドイツでは高級メーカーの位置づけで、日本でも価格帯としては最上位に位置します。

見た目としては高級感が漂い、無骨でカッコ良く、耐久性が高いと言われているそう。

魅力的なものの、価格が高く候補では無かったのですが、出品されている中古はビックリするほど安かったので、即購入と相成りました!!

なんと運の良いこと!!

そんなこんなでガゲナウの入手までこぎつけましたが、ここで問題なのが我が家のキッチンに設置できるのかということ。

ここから設置に関しての細かい話になります。

将来的に海外メーカーの食洗機を設置したいという人の参考になればと思って詳細に書きます。



一番のハードル「設置」

ここまで紆余曲折あってようやく設置にこぎつけましたが、実はこれが一番のハードル。

設置にあたって一番問題になるのがキッチンの高さです。

日本のキッチンは高さ85cmが多いらしく、これは海外に比べて低いんです。

海外メーカーの食洗機が設置できないと言われる場合の多くがこれだと思われます。

我が家のキッチンは高さ90cmと高く、天板の厚さが4cmほどなので実質86cmが設置可能な範囲で、これだとガゲナウ含め海外メーカーの食洗機はどれも設置可能でした。

キッチンの高さが85cmのお宅だと、天板の厚さ次第ですが、ミーレならギリギリ入ることが多く、他の海外メーカーの食洗機は1cmほど足りなくて設置不可となることが多いようです。

これが日本でミーレが普及している理由のようです。


そして横幅の問題。

国内メーカーは幅45cmが主流海外メーカーは60cmが主流でして、我が家のガゲナウも60cm。

パナソニックの食洗機を外しても15cm分足りませんので、左隣に設置してある30cm幅の収納を取り外し、15cm幅の収納に取り換えることで15cmのクリアランスを確保して対応。

この15cm幅の収納というのは、単に収納ではなく天板を下から支える役目も担っているため、意外と重要な存在なんだそうです。


作業として最も苦戦したのは給湯(吸水)と排管の問題。

国内メーカーの食洗機というのは機器本体の下側に大きなクリアランスを設けておりそこに給排水ホースを逃がすんですが、海外メーカーのものはこのクリアランスが存在せず(そのお陰で庫内が広い)、機器本体の奥側の横からホースを接続しなければなりません。

かなり難しい作業ですが、お願いした業者さんがとっても優秀な方で、完璧な形で設置してくれました。


もう一つは電源の問題。

国内メーカーの食洗機は100Vですが海外メーカーは200Vの場合がほとんど。

ですので分電盤から食洗機用のブレーカーを探し出して電圧の切り替えと、電源プラグ差込口の変更が必要になります。

食洗機用にブレーカーが用意されていない場合は少々面倒になるかもしれません。

これらは電気屋さんにお願いしてお任せするしかありません。


ここまで書いたように、すでにあるキッチンに海外メーカーの食洗機を設置するのは非常にハードルが高いのです。

これを実施してくれる設備屋さんって、そう多くないようです。

実際、我が家では1件断られました。

ですから、これから家を建てる方やキッチンをリフォームするような方は、食洗機の導入について海外メーカーをよく検討した方が良いと思います。

その時点であればハードルは低いですからね。



実際に使ってみて

さて、我が家にガゲナウが設置されてから実際に半年以上使ってきましたが、もうね、今までと違いすぎて笑えてきますよ。

まずね、庫内容量がメチャクチャ大きい!!

何でこんなに違うの!?って感じ。

設置の部分で書きましたが、機器本体下のクリアランスの有無と横幅15cmの差、あと実は奥行きも全然違うので、それが国内メーカーとの庫内容量の差を生んでいるようです。

国内メーカーの食洗機との対比で以下のイメージです。

横1.4倍 ✕ 縦1.4倍 ✕ 奥行1.4倍 =庫内容量約2.7倍

そりゃ広くなるわ。

今では家族3人分の食器を朝から晩まで(計9食分)、予洗い無しで汚いままガンガン入れていって、夕食の後に洗剤入れてボタンを押すだけ。

image

上段のカトラリー入れ。

image

中段は主に食器入れ。

image

下段には大きな食器やボウルやフライパン(この日はたまたま入ってない)など大物を入れます。

image

これは収納したところ。

この日は食器少な目ですが、もっともっと入ります。

大袈裟では無く2倍は入ります。

包丁やフライパン、なんと魚グリルなんかも全部入っちゃいますし。

国内メーカーの場合、空の状態でもフライパンや魚グリルなんて入らないんじゃないでしょうか。


image

スイッチ類は蓋を開けた上面に配置されていて、普段は見えません。

なんとスタイリッシュなことか!

スイッチを入れたら、翌日の朝にはある程度乾いた状態で出来上がっています。

乾燥機能は無いんですが、熱いお湯で洗浄することで、庫内に熱がこもり、自然乾燥されるんです。

なんと理にかなった作りでしょう。

しかも予洗いせず汚いまま入れたのにほぼ完ぺきに綺麗にしてくれます。

洗浄力は国内メーカーの食洗機とは比べ物にならないです。

これは断言します。


そして出来上がった食器類を食器棚に戻していけば終わり。

そんなサイクルで食器を扱っていますが、以前の国内メーカーの食洗機使用と比較して1時間近く時間が浮いた印象です。

実際に1日分の食器をシンクに溜めておいて食洗機に収納してスイッチを押すまでの時間を計ってみたら、なんと5分でした。

手洗いしている主婦の方、ご自分の1日の洗い物の時間を計ってみてください。

もし1時間以上かかっているようだったら、海外の食洗機を導入することで1時間前後の家事の時短になるということになります。

年間で365時間。

時給1000円で計算したら36万5000円の仕事をしていることになっちゃいます。

そんな単純な話では無いものの、なかなか衝撃的な考察です。


それだけでなく、実は手洗いより圧倒的に水が少なく済むし、温水で手洗いするって人はガス使いまくりでしょうけど、食洗機ならわずかな電気代だけなので、かなりのエコです。

実は国内メーカーの食洗機と比べてもエコなんです。

というのも、1回の洗いで使用する電気と水道の量が大して変わらないそうで、そうすると1日通して予洗いもしないし1度しか洗わない海外メーカーの食洗機は国内の食洗機に比べてエコと言えるのです。

ちなみにパナソニックの食洗機を使ってる時は予洗いはするし1日に2回は稼働させていました。

光熱費を計算したら、初期費用の大きさは必要な出費と判断できます。



ここまで熱く海外メーカーの食洗機について語ってきました。

それほど衝撃を受けた家電だったからです。

これまで「家電と言えば国内メーカー!」という価値観だったのに、食洗機をきっかけに海外メーカーの家電を見直してしまいました。

とか言いつつ、その後にパナソニックのドラム式洗濯乾燥機を購入して感動しているところなんですけど笑

とはいえ、食洗機に関しては何度も言いますがオススメするのは海外メーカーの食洗機です!!

是非ご検討ください。




加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 09, February 2022 February 09 2022 2022年2月9日 by iichimiso

「telling,」に掲載されました

image

こんにちは。

加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


このたび、「telling,」というWEBメディアで加藤兵太郎商店を取り上げていただいたのでご案内します。

「telling,」は20~30代の女性をターゲットにした、自分らしいライフスタイルを読者と一緒に考えるメディアです。


いくつかあるテーマの中で今回は「わたしと未来のつなぎ方」というテーマに分類されて掲載されています。

いつも通り、質問されたことに対し率直にお答えさせていただきましたが、それを上手に分かりやすくまとめていただきまして、自分でも「そうそう、こういうことが言いたかったのよ!」ってな具合で有難い限りです。


同テーマ内では他にも様々な会社や個人の方が紹介されています。

テーマがテーマなだけに、読み進めて行くと自分達が今後どのように未来を考え行動すべきか考えさせられるし、単純に勉強になります。


興味のある方は是非見てみてください。

以下リンクよりどうぞ!

https://telling.asahi.com/article/14526944



加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 03, February 2022 February 03 2022 2022年2月3日 by iichimiso

加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


先日、日頃お世話になっている小田原のちん里う様(小田原の梅干し専門店)が「JETRO(日本貿易振興機構)」より取材を受けまして、それがyoutubeで公開されています。

海外の方の梅干しに対する反応や、ちん里う様の海外展開について紹介されています。

ちん里う様が取り上げられる中で、ちん里う様と取引のある加藤兵太郎商店も取材されまして、ブログにてご案内することになりました。


梅干しも味噌も日本が誇る伝統的な食材であり、共に小田原でずっと商いをしてきました。

地元を大事にしつつ、だけど外にも目を向けなければならないという現状が共通し、その中で奮闘する者同士ということもあって、常務のニコラさんとは意気投合してしまいました笑


8分50秒あたりから弊社が映りますので、是非ご覧ください。




加藤兵太郎商店のホームページはこちら

加藤兵太郎商店の Facebook はこちら

加藤兵太郎商店の Instagram はこちら

加藤兵太郎商店のYouTubeはこちら

Posted on 24, January 2022 January 24 2022 2022年1月24日 by iichimiso

イベント販売を2軒ご紹介!

こんにちは、加藤兵太郎商店の7代目、加藤篤です。


先週、急遽2軒のイベント販売が決定しまして、すでに販売が開始しています。

どちらも加藤兵太郎商店としては初めて。

それぞれご紹介していきますね。


TSUTAYA横浜みなとみらい店様

image

横浜みなとみらいの正にど真ん中と言いたくなるような場所に位置するこちらのTSUTAYA。

https://goo.gl/maps/3ppqrgWseG4veNWE8


image

実はこちら、私がサラリーマンだった頃に家が近く、よく利用していた店舗なのです。

店内にスターバックスがあり、そこで買ったコーヒーを飲みながらTSUTAYAで借りた本をよく読んでいました。

懐かしい。

そしてそんなお店でお味噌を置かせていただける嬉しさったら。


さて、TSUTAYAの系列は湘南T-SITE様、代官山T-SITE様とはお付き合いがありましたが、こちらは初めて。

代官山T-SITE様との繋がりでこちらのお話をいただきました。

本当に有り難い。


image

TSUTAYA横浜みなとみらい店様では物販にも力を入れていて、様々な雑貨や食材を取り揃えています。

image

イベントというよりは、商品を定期的に入れ替える中で、空いたスペースに置かせていただけたという流れ。

image

先週の1月20日には納品・陳列をしまして、一応は期間が決まっていて3月末までの販売となっております。

がしかし、もしかしたら売れ行き次第では延長されるかもしれません。

皆さん、是非たくさん買って下さい笑



Marunouchi Happ. Stand & Gallery 様

image

こちらは東京丸の内ど真ん中という感じの場所のお店。

image

お店前のストリートはこんな感じ。すごい場所です。

https://goo.gl/maps/Z4zZSkpuvhKqCfur5

image

どんなお店かというと、ホームページに記載の説明では

「 ポップアップギャラリーとフードスタンドが融合した、丸の内仲通りにある小さなカフェスタンドです。 」

となっています。

お店ホームページ

image

丸の内のオフィス街でここだけ雰囲気がまるで違う。

また個人的な話になりますが、サラリーマンの時はこの辺りはよく徘徊してたんです。

横浜に続き、何とも懐かしい気分になります。

ここ最近、 縁やゆかりのある人や場所とよく再会することがあって、目に見えない引力的なものって存在するんじゃないかと思うようになってきました。

不思議だなー。

さて、今回のこのお話は、以前から親交のある神戸(かんべ)さんのご紹介によって実現。

image

Marunouchi Happ.様では神戸(かんべ)さんがプロデュースするドリンク  「me-so-good」が提供されていて、その関係で話が水面下で進んでおり、この度お味噌の販売をさせてもらえることになったのです。

丸の内で加藤兵太郎商店のお味噌が販売されているという事実は私としては興奮もの笑

1月22日(土)より販売が開始されており、2月3日(木)までの期間限定となっておりますので、寄れる方は是非寄っていただければ幸いです。



以上、イベント販売のご紹介でした!

こうやって新しい出会いがある味噌屋であり続けたいです。