最高気温が28度だった5月18日の飯山農楽校。

 

 

 

本日は、キュウリ、トマト、ナス、ピーマンの定植とトウモロコシと落花生の播種を行いました。

 

 

 

まずキュウリは、ポットから取り出して植えた後、あらかじめ設けていたネットにツルの先端に紐で結び固定します。

 

 

 

トマトは支柱の付近に植えて、茎と支柱とを紐で結び固定します。

 

 

次に圃場に糸を張って、90センチの株の間隔を空けて鍬で耕し、ナスとピーマンを定植します。

 

 

 

ナスとピーマンの支柱は、根っこを切らないようにするために斜めに差し込みます。

 

 

 

そしてトウモロコシと落花生は、鳥からの被害を防ぐために赤くコーティングされた種を蒔きます。

 

 

地表に二つ指を千鳥に突いて種を埋めます。埋める深さは。種の大きさの5倍が目安です。

 

 

それぞれにたっぷりの水を与えて、本日の作業は完了です。

 

 

 

真夏のような陽気でしたので、人間もしっかりとした水分補給が欠かせません。

 

 

これから厳しくなる天候と向き合いつつ、夏野菜の収穫にむけての農ライフが始まります。

 

 

4月13日の飯山農楽校は、ほうれん草と枝豆とサトイモの播種そして交流バーベキューを行いました。

 

 

 

 

ほうれん草は、すじ状に浅い溝を引いて種子を蒔き、枝豆は3粒づつを等間隔に蒔きます。

 

 

 

 

 

そしてサトイモは、種芋の芽の出ている方を上向きにして等間隔に置き、間に堆肥を与えて土を被せます。

 

 

 

最後にマルチと呼ばれる黒いシートを張って作業終了です。

 

 

 

 

農作業後には、お待ちかねのバーベキュー交流会です。

 

 

 

今回は準備段階からご利用者の皆さんにもお手伝いいただく形式で開始しました。

 

 

 

ちなみに食材費は、昨年よりも約2割高騰していました。

 

 

 

ご利用者同士2班づつでバーベキューの網を囲み、親睦交流を兼ねて楽しく舌鼓。

 

 

 

自然に囲まれ、天候にも恵まれて、炭火で焼く肉や野菜も格別の美味しさでした。

 

 

 

おなか一杯に食べた後は、ハズレなしのビンゴ大会。

 

 

 

ビンゴを当てた人から順に好きな景品をゲットし、最後の1人にまでプレゼントが行き届くようにしましたので、全員がご満足していただける楽しいゲーム大会になりました。

 

 

 

早いもので開花した桜も散り始めて、これから初夏へと季節も移り変わってゆきます。

 

 

 

自然と向き合いながらの農作業は、毎年学ぶことが多く、それ故に収穫の喜びもひとしおです。

 

 

これからの1年間、張り切って参りましょう!

3月28日発行の日本農業新聞に飯山農楽校の記事が掲載されました。

 

 

<以下転記>

 

農園ライフ楽しんで 休遊地 学び舎に

神奈川県厚木市の飯山農楽校 交流も通じ就農者も

 

【神奈川・厚木】厚木市飯山で、耕作放棄地と遊休農地を活用した体験農園・自由農園「飯山農楽校」が3月に開校した。市内外の住民に農園ライフを提供し、都会にはない農の魅力を伝えながら交流の輪を広げ、地域の活性化につなげる。

 

同校は2016年に開校し、今年で9年目。高齢化に伴う担い手不足から地域に耕作放棄地と遊休農地が目立ち始める中、土地の活用が進まない状況を危惧し、同校校長の渡辺一夫さん(80)を中心に地元の生産者が立ち上がった。農園の交流、体験、学習、レクリエーション機能など地元の魅力を伝えながら、第1次産業の農業の大切さや自給率の向上を目指す。

 

(中略)

 

渡辺校長は「開校から9年がたち、就農や家庭菜園で独立した人も多い。今後も職と農の大切さを伝える自然教育の場として充実を図っていけたら」と意気込みを語った。

 

<転記以上>

 

日本農業新聞さん、ご紹介していただきありがとうございました。

 

本日3月16日は、令和6年度飯山農楽校の開校式が開かれました。

 

 

 

今年から職員も一新し、新生飯山農楽校のスタートです。

 

 

開校式の司会進行は、二代目副校長の熊崎豊明副校長。

 

 

そして校長には、これまでに引続き渡辺一夫校長が、努めます。

 

 

 

皆さんの日頃の行ないが良いためか、過ごしやすいポカポカ陽気での開校式を迎えられました。

 

 

 

初回の今日は、ジャガイモの種イモの植え付けです。

 

 

 

予め半分にカットして灰の付けられた種イモが配られ、鍬で耕した圃場に約30センチ間隔に種イモを置き、肥料を与えて土を被せてゆきます。

 

 

 

これまで飯山農楽校で数年に渡り農業のノウハウを学んだご利用者は、今年から営農指導無しの自由畑へとステップアップしてゆきました

 

 

一方で農作業を学びに来られた新しいご利用者も加わりました。

 

 

 

渡辺貞雄顧問は、低迷している日本の食料自給率を憂い、飯山農楽校創設当初から自分で作物を育てることの大切さを訴え続けてきました。

 

 

 

その草の根的な活動が、少しずつ成果を挙げてきています。

 

 

心機一転の飯山農楽校、これからの展開が楽しみです。

 

小春日和だった本日3月10日は、新年度の飯山農楽校開校式に向けての圃場の整地を行いました。

 

 

第1圃場と第2圃場をトラクターで耕運。

 

 

面積が広いので、機械での農作業は、大幅な負担軽減に繋がり、非常に助かります。

 

 

新たに副校長に就任した熊崎豊明副校長と山上義明広報部長もトラクターの操縦に初チャレンジ。

 

 

乗用車と違う操作がどれも目新しく、戸惑いつつも何とか乗りこなした二人でした。

 

 

今週末の3月16日(土)午前10時から令和6年度飯山農楽校の開校式が開かれます。

 

 

只今ご利用者を募集中です。見学もご自由にどうぞ。

 

 

お問合せは、渡辺貞雄顧問、携帯090-7252-1717迄お気軽にご連絡下さい。

 

改めてまして飯山農楽校(いいやまのらっこ)とは、神奈川県厚木市飯山の遊休地を活用した体験農園で、職員の指導のもとで野菜を育てて収穫をするプログラムです。農業初心者でも安心してご利用いただけます。参加には「体験農園プログラム」と「市民農園プログラム」との2通りの方法があります。只今、令和6年度のご利用者を募集中です。

 

 

①体験農園プログラム

1区画30平米 全30区画 毎月第2土曜日の午前中2時間で農業指導を行います。ジャガイモ、キャベツ、ほうれん草、小松菜、サニーレタス、トマト、きゅうり、なす、オクラ、落花生、ニンジン、大根、白菜、サトイモ etc...様々な野菜を作付けし、収穫します。4人家族で充分賄える収量が見込めます。利用料は1区画につき年間37,000円(バーベキューイベント参加費用1名分を含む)です。種や苗、肥料、農機具レンタル料も含まれます。

 

 

 

②市民農園プログラム

1区画20平米 全20区画 農業指導は行わず、利用者が自由に作付けできる区画。利用料は1区画につき年間10,000円です。種や苗、肥料は自己負担となります。

 

 

 

所在地 : 神奈川県厚木市飯山4094および飯山4117

 

問合せ申込先 : 

渡辺一夫校長 携帯090-1843-1117

渡辺貞雄顧問 携帯090-7252-1717

 

申込締切 : 令和3年3月15日

 

ご不明な点は、上記問合せ先へお気軽にお問合せ下さい。

 

令和6年度から新装開店となる飯山農楽校(いいやまのらっこ)。今月の開校式に向けての会議にて、新しい執行部の顔合わせが行われました。

 

 

写真前列より左から会計の大高陽一氏、イベント企画の川田直克氏、渡辺貞雄顧問、イベント企画の霜島義和氏。

 

そして写真後列より左から資料作成の荒舩晃司氏、圃場管理の熊崎豊明氏、渡辺一夫校長、渡辺勇先生、山上義明広報部長、以上9名が就任しました。

 

2016年の発足から8年が経過。職員の高齢化に伴って人員が入れ替わり、2024年から新しい体験農園の飯山農楽校がスタートします。


地域情報誌「タウンニュース厚木・愛川・清川版」2月9日号では、人物風土記の紙面に飯山農楽校のご利用者の熊野康子さんが紹介されました。

〈以下転記〉




人物風土記 日本建築仕上学会女性ネットワークの会の主査を勤める 熊野康子さん 厚木市水引在住 63歳

日本建築仕上学会女性ネットワークの会は、建築仕上げに伴う設計や材料、構法、施工等の技術発展に貢献する「日本建築仕上学会」の企画事業委員会の下部組織。2013年に準備委員会が立ち上がり、翌14年から本格活動を始めた。組織や職種の垣根を越えたネットワークをつくり、女性技術者が交流する場の提供を目的にしている。「10年活動して女性の活躍も増えた。さらにその場を広げたい」と意欲を燃やす。

(中略)

市民農園「飯山農楽校」の一員として無農薬野菜を育てている。「買うと高いから自分で作ろうと始めた。鳥獣被害などで大変なこともありますが、それを乗り越え収穫できた野菜は格別です」と笑う。建設業界における女性の比率は低い。「大事なのは挑戦すること。女性が働きやすい業界になるよう私なりに失敗しても頑張りたい」

〈転記以上〉





熊野康子さんは、厚木伊勢原ケーブルネットワークでも市民レポーターとしても活動中です。多才な熊野さんの益々のご活躍に注目です。

本日は令和5年度の飯山農楽校の修了式。

 

 

 

そして8年続いた飯山農楽校の最後の日となりました。

 

 

 

働く職員達の高齢化に伴い、今年度を持っていったん閉校することとなった次第です。

 

 

 

圃場に残された冬野菜を収穫した後、修了式の式典を行ない、皆勤賞のご利用者には記念品として園芸用具が手渡されました。

 

 

 

 

そして渡辺一夫校長からの最後のご挨拶の後、ご利用者から職員全員に向けて盛大な拍手。

 

 

 

これまでの功績への感謝が伝えられました。

 

 

 

皆さんとの別れを惜しみつつ、ラストには心にしみる豚汁を味わい、語らい、解散しました。

 

 

 

 

 

飯山農楽校の職員の皆さん、8年間お疲れ様でした。

 

 

 

 

3月からは渡辺貞雄顧問を中心に新体制での令和6年度飯山農楽校が始まる計画です。

 

 

自給自足、地産地消、身土不二。

 

 

これからも心を豊かに農ライフの輪を広げてゆけたらと思います。

 

快晴に恵まれた11月19日の飯山農楽校では、各自で作物を収穫した後で、懇親バーベキュー大会を行ないました。

 

 

 

農楽校の職員やご利用者さん同士、焼肉や焼きそばを堪能しつつ、親睦を深め合いました。

 

 

 

今回も農楽校職員最高齢であり、猪を罠で捕獲している長谷川武さんから、秘伝ダレに漬け込んだ猪肉が提供され、皆さんから大好評でした。

 

 

 

そして恒例となった農業に関するクイズ大会も行なわれ、景品の地産キウイフルーツの争奪戦で、大盛り上がりでした。

 

 

 

一方でご利用者の皆様へ飯山農楽校の渡辺貞雄顧問より重大な発表もありましたが、その件に関しては、追々ご報告させていただきます。

 

 

 

あっという間の楽しいひと時。

 

 

 

皆さん漫勉の笑みで親睦バーベキュー大会を終了しました。

 

 

 

令和5年度も残りあとわずかです。

 

 

 

最後まで農ライフを楽しみましょう。