中村功、知永子夫婦が30年にわたり収集に努めた
江戸初期~明治の肥前有田の磁器である伊万里焼と、
江戸から明治にかけて作られた和箪笥・蔵戸などの魅力ある民具類、
幕末~明治にかけての当時の風俗を表す浮世絵などを公開展示しております。
日本の職人が産んだ伝統の技の素晴らしさ、
魅力を満喫していただければと思います。
また、地域文化の発展のお役に立てれば幸いでございます。
知永古美術館からのご案内
知永古美術館からの大切なお知らせ
美術館見学が予約制になりました。
美術館見学の方、及びランチのみ・ランチ付き見学の方は、
3日前までに下記電話番号にてご予約お願い致します。
ランチの詳細は美術館レストラン&カフェ「菜茶房」からの
ご案内に記載しております。
知永古美術館浮世絵展
-幕末、明治時代の浮世絵-
明治の磁器を添えて
会期 2024年2月14日(水)〜2024年4月19日(金)
開館時間 11時〜16時(入館は15時まで)
入館料 600円
場所 藤沢市辻堂東海岸1-7-38
休館日 毎週月曜日、第4火曜日
予約制 0466-33-0624
お電話で予約お願い致します。
※不定休の場合もありますので、
予約の際にお電話でお確かめ下さい
ホームページ www.chieko-museum.com
18世紀にヨーロッパで発明された青の化学染料「プルシアンブルー」(ベロ藍)が日本に持ち込まれましたのは19世紀でした。
あの江戸の天才発明家平賀源内がもたらしたという説もあります。
葛飾北斎の富士や歌川広重の東海道五十三次など情緒ある風景画、色が深く、鮮明で、濃淡で、海や空を鮮やかに表現しました。日本独特の青の世界が広がりました。
また遅れてアリニン(赤化学染料)が輸入されます。明治の「赤絵」の登場です。
華やかなインパクトのある色彩で描かれた文明開化絵、西洋建築、鉄道など急激な社会変動のありさまを人々に伝える役割を担いました。
時代を写し取った浮世絵は、青から赤へとその色を塗り変えました。
この度の展示は「赤絵」を中心に展示しております。
激動の幕末、明治のダイナミズムな世界をお楽しみ下さい。
また明治時代のアメリカから輸入されたセス.トーマス、E .イングラハム、大正時代の日本の赤星時計製作所の古き良き時代の掛時計を合わせてご覧下さい。
館長 中村知永子
知永古美術館企画展
知永古美術館企画展 伊万里400年を旅して
Blue&White-染付の美展 藍染の布と共に
会期 2023年10月12日(木)〜2023年12月22日(金)
開館時間 11時〜16時(入館は15時まで)
入館料 600円
場所 藤沢市辻堂東海岸1-7-38
休館日 毎週月曜日、第4火曜日
予約制 0466-33-0624
お電話で予約お願い致します。
※不定休の場合もありますので、
予約の際にお電話でお確かめ下さい
ホームページ www.chieko-museum.com
民俗学者の柳田國男は「木綿以前の事」という文章のなかで、近代に入って日本人が得たすばらしいものが二つあると書いています。
一つは、木綿という繊維。これはかつては貴族のもので、それまで庶民はゴワゴワの麻をまとっていました。それが江戸時代になって庶民のものになった。木綿の柔らかい生地を身につけるようになって、心が優しくなったという。
もう一つは染付の碗。それまで庶民が用いていた塗りのない木椀は、使っているとゆがんでササクレてくるし、衛生的にもよくない。それが染付の碗になると白くて円、衛生も手にいれた。
これを日常生活に使えるすばらしさ、現代に生きる私たちはわからなくなっている。
江戸時代の人々はそのことによってすごく心が豊かになったのではと言っています。
この度の展示では古伊万里の初期伊万里、藍古九谷、藍柿右衛門などの優品の他、印籠、明治の藍染めなど展示致します。
ひととき、江戸、明治の人々の豊かな心に触れてみて下さい。
館長 中村知永子
知永古美術館企画展
知永古美術館企画展
the imari -海を渡った華麗な磁器-
会期 2023年4月10日(水)〜2023年8月10日(木)
休館日 毎週月曜日、第4火曜日
予約制 お電話で予約お願い致します。
※不定休の場合もありますので、
予約の際にお電話でお確かめ下さい
開館時間 11時〜16時(入館は15時まで)
入館料 600円
17世紀中頃、肥前の磁器が一時期広く世界に輸出された時代がありました。
中国の内乱によって磁器輸出激減というチャンスを逃さずつかんだのです。
1650年代には東南アジアに。
1659年には、オランダ東インド会社によるヨーロッパ輸出が本格的になりました。
中国の景徳鎮を手本にした染付芙蓉手の皿、日本独自のデザインで柿右衛門様式、赤と金を多用した金襴手様式などヨーロッパの生活にあった器形、器種が作られました。
18世紀に入ると復活した景徳鎮の磁器に価格競争で敗れ、ヨーロッパで磁器生産が広まっていった事などの要因で、1757年に輸出が終焉しました。肥前の磁器は国内向けに市場を開拓する事となります。
第2展示場では佐賀県嬉野市塩田にあった志田窯の江戸後期、幕末のユーモア溢れる染付の大皿、明治の印判、ベロ藍の文明開化文様のお皿など展示しております。
盛りだくさんにお楽しみ下さい。
館長 中村知永子
年に数回、テーマを企画しまして展覧会を開催致します。
江戸、明治時代の作品の数々にみる
その時代ならではの歴史の一遍を覗いてみませんか。
閑静な住宅地に佇む蔵造りの建物
その扉を開けると そこには古箪笥、
古伊万里の美しい器に囲まれた古民家を
思わせるような心安らぐスペースが広がります。
講座、朗読会、会合、コンサートなど如何でしょうか。
絞り染めのワークショップを行っております。
生活の中に生きる伝統の技法を身近に感じて頂けたらと思います。
館内にて人気の絞り染め小物を販売しております。
知永古美術館 / CHIEKO MUSEUM
〒251-0045 神奈川県藤沢市辻堂東海岸1-7-38
開館時間/11:00~16:00
入館料/600円(一律)
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 | |
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開館日 | 月曜日
×
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火曜日
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×第4火曜日のみ |
水曜日
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木曜日
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金曜日
〇
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土曜日
〇
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日曜日
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- ※見学およびランチご希望の方は電話にてご予約ください。
- ※その他の休館日/お盆、年末年始、展示替え期間中(年3~4回)
- 「JR藤沢駅」下車 さいか屋デパート前バスロータリーより②番「辻堂駅南口」行、または「辻堂団地」行にて「出口」バス停下車 徒歩2分(辻堂小学校手前)
- 「JR辻堂駅」下車 南側ロータリーよりバスで「鎌倉」行、または「鵠沼車庫」行にて「東海岸」バス停下車 徒歩5分