YOKO BAKES

生きること食べること。自分を生きること。身体にも自然にも優しいケーキショップの開業記録…

YOKO BAKES

生きること食べること。自分を生きること。身体にも自然にも優しいケーキショップの開業記録。2021年3月31日にYOKO BAKESオープンしました。 https://www.instagram.com/yokobakes.jp/?hl=ja

最近の記事

「製造者の私」と「経営者の私」がやっと手を取り合って一緒に歩み始めた

2023年12月末、無事に営業を終えたYOKO BAKESですが、同時に大きな課題とも直面していました。というのも、実は、私は「経営者」であることに、これまでずっと、ずっとずっとず~~~~~っと、背を向けていました。見てみないフリをして、避けて通って、出来ることなら関わりたくなかったのです、「経営者」というものに。 製造者の私と経営者の私そして私の中には、お菓子作りが好きな「製造者の私」と、お店を続ける為にはお金のあれこれをやらなきゃいけない「経営者の私」の2人がいました。

    • 道具改革やスタッフ増員、アップデートし模索し続けた2023年

      書きたいことが山ほどあるのに、どこから書き始めたらいいのか分からず、はや半年が経っていました。考えなんていつになってもまとまらないから、途中経過でもいいや!と思い、書き始めています。 YOKO BAKESをアップデートした2023年「自分にも労働の対価を支払いたい!」と意気込んでスタートした2023年。2022年の決算の結果を元に、新たな目標を決めて走り出した去年の1月。税務署関係の仕事から、レジの導入、カード&QR決済の開始、フープロやナイフなどの一切合切の道具の見直し、

      • ケーキ屋としての成長と自分と向き合った2年目

        2023年3月。 あと2日もすればお店の2周年記念日。3月に入った途端に暖かくなり、今年は桜の開花も早い。2周年を前に、思い返せばこの1年も色々あったと、気持ちを整理しています。去年の今頃の自分と、現在の自分を比べても、本当に成長したなぁと思う年でした。 開店後1年目は生きているだけで精一杯。営業日を宣言することも出来ず、オープン当日にインスタで告知という、今から考えればとんでもない営業スタイル。しばらく続いたそんなアンビリーバボー営業も、1周年を迎える頃には、「木金営業

        • 営業日カレンダー3月

        「製造者の私」と「経営者の私」がやっと手を取り合って一緒に歩み始めた

          営業日カレンダー2月

          営業日カレンダー2月

          ケーキ屋を開業して1年、自分が心地よく営業できるようになるまで

          こんにちは、ヨーコベイクスのようこです。何とも久しぶりな投稿です。去る2022年3月31日、一周年の日に向けてnoteを書こうと思いつつ、気づいたら梅雨入り、夏目前となってしまいました。 これまでも開店後3か月、半年、などのベンチマークで書きたい書きたいと思っていたのですが、なかなか気持ちも考えもまとまらず、ここまで引き延ばしてきました。が、今、このタイミングで、これを書かないと前に進めない!という感じがしているので、お店をオープンしてからの一年を記録しておこうと思います。

          ケーキ屋を開業して1年、自分が心地よく営業できるようになるまで

          『Yoko Bakes』のお店について

          営業日作り手の私が、無理なくお菓子を焼き続けることが出来る、「サステイナブルなお店の在り方」を模索しています。お菓子作りを好きでい続けられること、これを大切にしたいと思っています。 ※現金決済でお願い致します。カード・電子マネーは対応しておりません。 Instagramはコチラ↓↓ メニューヨーコベイクスは、何と言ってもキャロットケーキが自慢のお店です。私がロンドンのカフェでバイトしていたGail'sというカフェの味をベースに、北海道の有機米粉、長野の平飼い卵で作ってい

          『Yoko Bakes』のお店について

          創業計画書を書いて悶々としてたけど、ある人の出会いをきっかけに原点に戻った話

          このnoteは、専業主婦の私が、身体にも自然にもクリーンなスイーツショップ「Yoko Bakes」の開業記録です。 2020年末、賃貸契約を交わしてやっとスタート地点に立ったヨーコベイクスです。お店をやる!と告知すると、 「どんなお店にしたいの?」 と、よく聞かれます。自分でも問いかけてます。そして、もちろん、融資を申請する為に書く「創業計画書」なるものを書く上でも、重要な点となってきます。これまで漠然と描いていた「私のお店」を、具体的に、言葉に、数字に、落としていく作

          創業計画書を書いて悶々としてたけど、ある人の出会いをきっかけに原点に戻った話

          コロナ禍でもケーキ屋さんを開業したいと思った理由

          このnoteは、専業主婦の私の、身体にも自然にもクリーンなケーキショップ「Yoko Bakes」の開業記録です。 誰かのためにケーキを焼く充実感コロナの影響で自粛モードになり、英語のレッスン(先生)をキャンセルした私は、ぐいぐいとお菓子の世界へのめり込んで行くことに。 カマコワで出会った温ちゃんと、4月から始める予定だったカフェもコロナ禍でキャンセルとなったのですが、何もやらずにはいられない。周りは学校がなくてランチやおやつの買い物に困っている。そして、テイクアウト専門の

          コロナ禍でもケーキ屋さんを開業したいと思った理由

          活動停止していたケーキ屋さんを日本で再始動したワケ

          イギリスのフルームで「産まれた」ヨーコベイクスですが、日本への引っ越しを機に、活動を停止。そして、それを今「産みなおし」しているのですが、そもそも、なぜストップしたのか?そして、なぜまたやっているのか?今日はそんな話です。 道具がない 2016年秋、イギリスから日本への引っ越しが決まり、ドタバタと準備が始まりました。右も左も分からないまま、ロンドンにあるクロネコヤマトに連絡。船便で送る引っ越し便は2~3か月かかるとのことで、12月に引っ越し予定の私たちは、10月には荷物をま

          活動停止していたケーキ屋さんを日本で再始動したワケ

          Yoko Bakesを立ち上げたきっかけ

          そもそも「立ち上げ」てない ヨーコベイクスは、「立ち上げた」というより、自然発生的に、私の人生から(ものすごいスピードで)絞り出されたような感じです。 やりたい気持ちがパンパンに詰まっていて、それが「作る場所+売る場所+自信の三つがない」という理由(フタ)によりふさがれていて、そのフタが外れた瞬間、パーーーン!と出てきた感じです。 そもそも、お菓子作りが小さいころから好きだった私。とにかく作ることが好きで、小学校は手芸部、中学校は美術部。芸大に進もうとするも、友達の「あ

          Yoko Bakesを立ち上げたきっかけ

          私がお菓子を焼く理由

          はじめまして、Yoko Bakesのヨーコです。本名はスパニアリー容子、奈良県出身、鎌倉在住、二児の母です。100%日本人の血を受け継いでいますが、自分で認識しているアイデンティティは日本人40%、イギリス人40%、ヨーロッパ人20%と、、、つまり、欧州の割合が高いです!笑 Yoko Bakesが未来に残したいもの Yoko Bakesは、身体にも、自然にもクリーンなスイーツショップです。大切にしていることは3つ。 1つ目は、身体の負担にならないこと。 国産の米粉を使

          私がお菓子を焼く理由