ラーメン店がひしめき合う秦野で不動の人気を誇る「喜今日屋」さんの『塩トマト』。数あるメニューの中、初夏にいただきたくなる品。ラーメンにトマトって合わないんじゃない？と思っている方にも一度はトライしてもらいたい。塩ラーメンにトマトは相性抜群！トマトが苦手な方も目からウロコの一品です。
　うっすらトマト色のスープは澄んだ味わい。あっさりしつつもトマトの旨味が感じられ、スープだけで立派な一品。それもそのはず。お店のご主人は洋食、イタリアン、和食の料理経験を持つ腕前なのです。ラードを使用せず海老油を使用しているので、もたれないのもシニア層やお子様に人気の理由なんですね。
　煮卵、わかめ、海苔、三つ葉、チャーシュー、メンマ、かいわれ大根。ラーメン定番の具材の他、角切りトマト、練り梅を乗せた大葉もあり具沢山。6時間は煮込むという自家製の焼豚は大きく、お箸で分けられる程やわらかいのが印象的。ストレートの細麺なのにスープにしっかり絡むのは真空打ちで加水率高めの麺を使用しているからだそう。おろしニンニクを入れるとイタリアンの味に変身！梅を入れたり、ニンニクを入れたりと一杯で数種類の味わいを楽しめました。 （取材：いおりん）