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E6さんのクチコミ

  • 投稿:2019/03/13
  • 掲載:2019/03/22

一条恵観山荘は1646年頃に京都の西賀茂の広大な敷地内に別荘となる茶屋として建立し元大名茶人の金森宗和好みの枯山水や飛石と共に鎌倉へ移築され国指定重要文化財の建物です。一般公開して見られるようになったは1年半位前からのようです。鎌倉にいながら京都にいるような四季折々の風景と五感で楽しめます。建物は事前予約制で見学しましたが丁度タイミング良く雪が降りとても風情があり建物の中から見る風景が歓声を上げる程、素晴らしかったです。一条恵観は後陽成天皇の第九皇子で普段皇族の方しか入れない建物で造りも屋根が板葺・柿葺・茅葺の三層構造になっていて板戸、襖戸、障子戸や畳のヘリが部屋の格によって違うんです。柱だけでも赤松や桜など4種使いされており江戸時代の職人さんの細かい技術が拝見出来ます。浄瑠璃作家の近松門左衛門が見聞きしたとされる「人形まわしの杉戸絵」は建物より古い国の登録有形文化財で裏に池坊の松・竹・ケイトウの生け花の杉戸は間近で拝見でき、とても素晴らしかったです。また滑川に泳ぐ鮎や紅葉の時期にお伺いします。

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